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【熱帯魚飼育】アクアリウムで失敗した事5選 【初心者向け】

部屋にアクアリウム水槽があったらかっこよくておしゃれだけど、なんだか失敗しそうで怖いなぁ…

メダカくん

なまず先生

ワシがアクアリウムをしていて実際に失敗したこと、特に飼育について紹介するぞ。

おしゃれなインテリア、綺麗な水草・熱帯魚に憧れて始めたアクアリウムも失敗すると楽しくありません。
初心者がやりがちな失敗を5つご紹介いたします。

水換え・濾過槽の掃除

日々のメンテナンスの大部分をしめるのが水換えと濾過槽の掃除です。なので面倒くさくなったり、大丈夫だろうと油断しがちなポイントですので注意していきましょう。

水温差に注意

水換えの際に飼育水と新しい水の温度を合わせるようにしましょう。±2℃以内にするのが理想です。

急な温度変化は生体への大きなダメージとなります。
夏と冬は、飼育水と水道水との温度差が大きいので温度を測りながら水を換えましょう。
温度差が大きいと弱ってしまったり、最悪の場合は死んでしまうこともあるので油断は禁物です。

濾材の洗い過ぎに注意

ろ材には水を綺麗にしてくれるバクテリアがたくさん住み着いていますので、洗いすぎてしまうと逆にろ過能力が落ちてしまいます。
軽く洗い目詰まりを落とす程度にしましよう。可能であればカルキを抜いた水で洗ったほうが良いです。

洗い過ぎは、白濁りやアンモニアの発生につながります。
これで直ちに死ぬというわけではありませんが、見栄えが悪くなったり、病気につながりますので注意しましょう。

なまず先生

バクテリアが減りすぎるから、ろ材の掃除と水換えは別の日にやったほうが良いぞ。


水換えや濾過槽の掃除をしたあとは、バクテリアを添加してサポートしてあげましょう。
【初心者向け】アクアリウム水槽でのバクテリアの働き【メダカブリーダー】

飛び出し

ある日突然、床に煮干しが転がっていることがあります。
魚は思っている以上に水面から飛び上がりますので、必ずフタをしましょう。

大型の魚になるとガラス蓋を割ってしまうことがあるのでアクリルなど割れにくいもので蓋をし、しっかりと固定しましょう。

病気の持ち込み

新たな生体を購入した際に、一緒に病気も持ち込んでしまうことがよくあります。

一見すると綺麗で健康そうな熱帯魚でも病気を持っている可能性がありますので、生体を家の水槽に移す前にトリートメントをしましょう。
トリートメントは病気の持ち込みを防ぐ他に、購入した個体の輸送のストレスや、それによる病気の発生を抑えることが出来ます。

購入後、別容器で薬浴や塩浴を1週間程度して、持っている病原菌や原虫を駆除してから水槽に入れてあげましょう。

病気を持ち込んでしまうと死んでしまったり治療にかなりの時間がかかり非常に厄介ですので、水際対策をしましょう。

トリートメントにオススメの薬 【パフラジンF】


効果のある病気の幅が広く、安価で量が多いのでよく使う薬です。一つ持っておくと何かと便利です。
楽天、Yahooショッピングでは1袋から購入可能です。

ヒーターの故障

ヒータを使用する際は2個入れましょう。
熱帯魚を飼育をしていると冬場にヒーターを使う方が多いかと思います。そんな際に怖いのがヒーターの故障です。

ヒーターには火災や事故を防ぐために、空気中で電源を入れると壊れるようになっている空焚き防止機能が付いています。
そのため、正しい使い方をしていても1-2年程度で壊れてしまいます。
1年以上使用しているヒーターはいつ壊れてもおかしくありませんので、予備のヒーターを入れておくと故障しても急激な温度低下を防ぐことが出来ます。

急激な温度低下は、生体が全滅してしまうこともありますので気をつけましょう。

POINT
メーカーが記載している使用期間は1年ですので、消耗品と考えておいたほうが良いです。
ヒーターを水槽から取り出す時は、電源を抜いてから15分程度冷ましてから出すと良いよ!

メダカくん

なまず先生

水換えをする際も電源を抜いておいたほうが良いぞ。うっかり水面から出てしまうことがあるからのう。

オススメのヒーター 【ニッソー プロテクトプラス R-160W NHS-078】


15-35℃と対応温度が広く、様々な魚種に対応が出来ます。病気の治療で高水温にしたい際にも使えます。

混泳

飼育を続けていると、他にも飼いたい熱帯魚が出てくるかもしれません。
その際には飼いたい魚の最大サイズ気性飼育環境を調べるようにしましょう。

体格差が大きいと、他の魚のストレスになったり食べられてしまうことがあります。
サイズが同程度でも気性が荒い魚はケンカをしてしまうので混泳には向きません。
また、飼育環境が異なる魚種を同じ水槽で飼育するのは非常に難しく、色褪せてしまったり早死にしてしまいます。

様々な事故の原因になりますので、体格・気性・飼育環境などの特徴が似ているものを選び混泳をしましょう。

MEMO
飼育数が増えると水質悪化や病気の原因にもなりますので過密は避け、余裕をもって飼育をしましょう

まとめ

失敗は成功のもとと言いますが、生き物が死ぬと悲しいものです。
失敗しがちなポイントをおさえて、良きアクアリウムライフを!