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メダカの飼育に濾過フィルターは必要?不要?それぞれの種類の特徴も説明

濾過フィルターは必要!

濾過フィルターはアクアリウムを始める際に必要不可欠な装置です。魚のうんちやおしっこ、食べ残しなどを綺麗にしてくれます。

メダカの飼育を始める際にフィルターは不要とよく謳われており、実際無くても飼育は可能です。

ですがフィルターが無いと、汚れがそのままになるので病気の発生水が腐りやすくなったり、水流がないので酸欠嫌気性細菌の増殖など様々な悪影響が出やすくなりますので無いよりかはあった方が良いです。

そこでメダカにオススメの濾過フィルターを4つご紹介します。

フィルターの種類

濾過フィルターには、エアーポンプの力を利用した方法と、モーターを利用した方法があります。

エアーポンプの力を利用するフィルター

  • 投げ込みフィルター
  • スポンジフィルター
  • 底面フィルター
  • 流動式フィルター

モーターの力を利用するフィルター

  • 上部フィルター
  • 外部フィルター
  • 外掛けフィルター
  • オーバーフロー

なまず先生

エアーポンプのちからを利用するフィルターは別途、エアーポンプを購入するか、セットのものを購入する必要がありますぞ

これらのフィルターの中でも、メダカを飼育するためにおすすめのフィルターを紹介します。

スポンジフィルターのメリット・デメリット

水中に直接入れるタイプのフィルターで、吸込口がスポンジになっています。

メダカの適応サイズ:約1~3㎝

水流の強さ
(2.0)
濾過能力
(3.0)
価格の安さ
(4.0)

メリット

手入れがしやすく、スポンジの数やサイズを大きくすると濾過能力はかなり高くなります。
容器に直接入れるので、容器の種類に関係なく使用できます。
エアレーションも出来ます。
400円~購入可能です。

デメリット

水中に直接入れるため、レイアウトの邪魔になる場合があります。

投げ込みフィルターのメリット・デメリット

仕組みはスポンジフィルターと同様で、水中に直接入れるタイプのフィルターです。

メダカの適応サイズ:約1~3㎝

水流の強さ
(2.0)
濾過能力
(1.0)
価格の安さ
(5.0)

メリット

安価でペットショップやホームセンターなどであればどこでも販売しているので、入手しやすく手入れも簡単です。
容器に直接入れるので、容器の種類に関係なく使用できます。
300円~購入可能です。

デメリット

ろ過能力が低い事と、レイアウトの邪魔になる場合があります。

底面フィルターのメリット・デメリット

底砂に埋め込むフィルターです。

メダカの適応サイズ:約1~3㎝

水流の強さ
(2.0)
濾過能力
(4.0)
価格の安さ
(3.0)

メリット

底砂全体がフィルターになるので、非常に高い濾過能力です。
500円~購入可能です。

デメリット

底砂の下に入れるためメンテナンスが非常に面倒な事と、底砂を入れない場合は使用できません。
フィルターの形が四角のため丸い底の鉢などには使用できない場合があります。

外掛けフィルターのメリット・デメリット

水槽の縁に引っ掛けるタイプのフィルターです。

メダカの適応サイズ:約1.5~3㎝

水流の強さ
(3.0)
濾過能力
(2.0)
価格の安さ
(2.0)

メリット

メンテナンスが簡単で、手を濡らさずにフィルターの交換ができます。また水流を調節出来るものもあるのでメダカのサイズによって調整が可能です。

デメリット

ろ過能力が低い事と、水が流れ落ちるので水音が大きくなる場合があります。
また、水槽用ですのでトロ舟や鉢には使用できません。
900円~購入可能です。

フィルターの選び方

小さいメダカほど水流に弱いのでサイズによって送り込む空気の量や水量を調節したり、障害物を設置して水流を弱めるなどしてあげましょう。

フィルターは容器の種類やサイズによって設置できないものもありますので、環境にあったものを選びましょう。

注意
メダカは泳ぎがあまり上手では無いので水流の弱いフィルターを選びます。水流が強いと泳ぎ疲れたり、吸込口に吸われる危険があります。

産まれたての稚魚(針子)は、ほとんど水を汚さないのでフィルターは無くても大丈夫です。