アクアリウムとは?
アクアリウムとは、ただの水槽のことではありません。
水槽の中でも、「鑑賞用」にカスタマイズし、その中で鑑賞魚や水草などを飼育している環境のことを「アクアリウム」と呼びます。
小さな水槽の中で擬似的に生態系を再現したその水槽は自分だけの小宇宙。
その中で、魚や水草の力強さや美しさに見とれている時間は、至福のひと時です。
アクアリウム(水槽)の魅力
アクアリウムには、たくさんの魅力があります。
一番の大きな魅力は、川や海などの自然の一部を切り取った風景や、自分の好きな世界観を自室に再現できることだと思います。
好きな風景をそっくりそのままミニチュアにして再現するもよし、自分のイメージする世界を現実にさせるもよし。
自分の思い描いた世界を作り上げていくためには試行錯誤が必要です。
あれこれ試しながら理想に近付いていく過程も、とても楽しいですよ。
そのように、スキルアップが目に見えて分かるのも、アクアリウムを作成することの楽しさのひとつです。
飼育スキルが上がってくると扱える魚や水草の種類も増えてきますので、どんどんチャレンジしてみてくださいね。
アクアリウムでの飼育はメダカがおすすめ!
メダカがおすすめの理由3つ
多くの魚が観賞用として流通していますが、その中でもおすすめなのが改良メダカです。
その理由をご紹介します。
- 元々日本に住んでいる魚なので加温不要
- 小スペースでの飼育が可能
- 簡単に繁殖ができ長く楽しめる
メダカの飼育は2010年頃から徐々に人気が出始め、ここ4-5年で急速に改良が進みました。
今では様々な色のメダカが作出され、改良メダカの大ブームが来ています。
寿命は2年前後ですが、自分好みのメダカを作り出すこともできますよ。
初心者から上級者まで楽しめる魅力いっぱいの改良メダカを、ぜひ楽しんでみてくださいね!
交雑してしまい純粋なメダカが絶滅してしまう可能性があります。
また、本来いなかったはずの病気や菌を流出してしまう可能性がありますので、絶対に放流しないでくださいね。
おすすめのメダカ品種をご紹介
メダカのブリーダーである小川屋が全力でおすすめする、メダカの品種をいくつかご紹介します。
雲州幹之メダカ
幹之(みゆき)メダカとは、2007年頃に作出されたメダカです。
他のメダカには無い、背中に光沢(体外光)を持った品種。
メダカブームを牽引した品種の一つで、その特徴を生かした品種改良に数多く使用されたメダカが、幹之(みゆき)メダカです。
雲州幹之とは、その中でも島根県にあるメダカ屋の雲州めだか様が累代されてきた幹之メダカのことを指します。体外光の幅が広く、ヒレにまで光沢が乗っている品種です。
フルボディ(幹之の中の最高グレード)になるまでの期間が約3ヶ月程度とかなり早いのも特徴の一つです。
三色ラメ幹之メダカ
三色ラメ幹之メダカとは、白・黒・赤・ラメの4つの要素を持ち合わせたメダカです。
錦鯉を小さくしたようなメダカで、ビオトープや小さな池などに非常によくマッチします。
色のバランスやラメの量などバリエーションが豊富で、自分好みの三色ラメ幹之を探すのも楽しみの一つです。