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水槽のコケを食べてくれる生体と予防・対策法をご紹介

アクアリウムをしていると水槽の壁面や、流木、石などに生えてくるコケに悩まされることが多いと思います。
ほとんどの人がぶつかるコケ問題は避けては通れない道です。
取っても取ってもまた生えてくる厄介なコケの対策法をご紹介いたします。

コケを食べてくれる生体

コケを食べてくれる生き物を一緒に飼うと予防除去に効果的です。
生体によって食べるコケの種類が異なりますのでご紹介致します。

エビ

ヤマトヌマエビ

食べるコケ 糸状コケ、とろろ状コケ、ヒゲ状藻、珪藻(茶ゴケ)、黒髭ゴケ、藍藻
飼いやすさ ★★★★☆(4.0)
コケ取り能力 ★★★★★(5.0)
水温 5~30℃
繁殖 淡水:不可/汽水:可
注意点 飛び出し

ミナミヌマエビ

食べるコケ 糸状コケ、とろろ状コケ、ヒゲ状藻、珪藻(茶ゴケ)、藍藻
飼いやすさ ★★★★★(5.0)
コケ取り能力 ★★★☆☆(3.0)
水温 5~30℃
繁殖 淡水:可
注意点 飛び出し
ミナミヌマエビ
滋賀県では指定外来種に指定されています。指定外来種は飼育の届け出、適切な飼育、放流の禁止など規制があります。違反した場合は罰則があり30万以下の罰金となります。(2020年3/31指定、7/1施行)
メダカもそうならないように気を付けようね!

石巻貝

食べるコケ 斑状藻、粉状藻、珪藻(茶ゴケ)
飼いやすさ ★★★☆☆(3.0)
コケ取り能力 ★★★★★(5.0)
水温 5~30℃
繁殖 淡水:不可/汽水:可
注意点 ひっくり返ると自力で戻れないので助けてあげましょう/
飛び出し/ヒーターを入れる場合はカバー必須

タニシ

食べるコケ 斑状藻、粉状藻、珪藻(茶ゴケ)、アオコ(グリーンウォーター)、藍藻
飼いやすさ ★★★★★(5.0)
コケ取り能力 ★★★★★(5.0)
水温 5~30℃
繁殖 淡水:可
注意点 ヒーターを入れる場合はカバー必須

カワニナ

食べるコケ 斑状藻、粉状藻、珪藻(茶ゴケ)
飼いやすさ ★★★★★(5.0)
コケ取り能力 ★★★☆☆(3.0)
水温 5~30℃
繁殖 淡水:可
注意点 ヒーターを入れる場合はカバー必須

ラムズホーン

食べるコケ 斑状藻、粉状藻、珪藻(茶ゴケ)、藍藻
飼いやすさ ★★★★☆(4.0)
コケ取り能力 ★★★☆☆(3.0)
水温 10~30℃
繁殖 淡水:可
注意点 殖えすぎ/ヒーターを入れる場合はカバー必須

オトシンクルス

食べるコケ 斑状藻、粉状藻、珪藻(茶ゴケ)
飼いやすさ ★★★★☆(4.0)
コケ取り能力 ★★★★(4.0)
水温 18~30℃
繁殖 淡水:可
注意点 コケのみでの飼育不可/ヒーター必須

オトシンネグロ

食べるコケ 斑状藻、粉状藻、珪藻(茶ゴケ)
飼いやすさ ★★★★☆(4.0)
コケ取り能力 ★★★★(4.0)
水温 18~30℃
繁殖 淡水:可
注意点 コケのみでの飼育不可/ヒーター必須

プレコ

食べるコケ 斑状藻、粉状藻、珪藻(茶ゴケ)
飼いやすさ ★★★★☆(4.0)
コケ取り能力 ★★★☆☆(3.0)
水温 18~30℃
繁殖 淡水:可
注意点 小型種でも10cmほどのサイズ/コケのみでの飼育不可/ヒーター必須

サイアミーズフライングフォックス

食べるコケ 粉状藻、珪藻(茶ゴケ)、糸状藻、黒髭ゴケ
飼いやすさ ★★★★★(5.0)
コケ取り能力 ★★★☆☆(3.0)
水温 15~30℃
繁殖 淡水:可
注意点 コケのみでの飼育不可/ヒーター必須

ブラックモーリー

食べるコケ 糸状藻、藍藻、油膜
飼いやすさ ★★★★★(5.0)
コケ取り能力 ★★☆☆☆(2.0)
水温 10~30℃
繁殖 淡水:可/汽水:可
注意点 コケのみでの飼育不可/ヒーター必須

コケの予防

濾過フィルターの掃除&水換え

コケが生える原因は水の汚れ(富栄養化)が大きな原因です。
コケが頻繁に生えてくるようになった時に、ろ過フィルターが目詰まりを起こしている場合がよくあります。
ろ過フィルターに汚れが溜まったり目詰まりをしていると、水が綺麗になりません。
有益なバクテリアが減る原因にもなりますので、定期的にろ過フィルターの掃除と水換えを行いましょう。

木酢液

木酢液とは木炭や竹炭を作る際に出てくる水蒸気を冷やし液体にしたもので、燻製のような匂いのする液体です。
木酢液の主成分は水が約90%、酢酸が約5%、アルコールやその他有機化合物が約5%です。
農作物では、土壌改良や植物活性化、害虫予防などに使われ、一般家庭でも消臭や野良ネコ除けなどに使用されます。

そんな木酢液ですが、アクアリウムでもコケ予防によく利用されるものです。
うまく活用すればコケ予防の他に水草の活性化、生体の調子を良くする効果もありますのでぜひ活用してみてください。

使用方法

原液の木酢液を約3倍に希釈し使用します。
10Lあたり1mlを毎日添加します。
濃度が高い状態ではバクテリアにダメージがありますので、ろ過フィルターの吸込口の近くには添加しないようにしましょう。

流木や石などのレイアウトや、アヌビアス・ナナなどの硬い葉の水草に生えたコケへは直接吹きかけても良いです。
弱ったコケはコケ取りの生体が食べやすくなりますので徐々に減ってゆきます。

コケを取るオススメの道具

メラミンスポンジ

メラミンスポンジは目が細かく硬い素材なので水槽壁面にこびりついているコケをしっかりと落とすことが出来ます。
硬く落としにくい斑状藻(スポット状ゴケ)も綺麗に取ることが出来ます。


ガラス・アクリルでは使用できますが、プラスチックケースでは表面が傷ついてしまうので使用できません。

スクレーパー

スクレーパー(ヘラ)は様々な種類があり、三角定規のようなものや取っ手のついたもの、カミソリが付いているものもあります。
ごっそりと素早く取れ、繰り返し使用できるのでコスパも非常に良いです。

まとめ

コケを食べてくれる生体や木酢液を使用するとコケの発生を抑える事はできますが、完全に防ぐことは出来ません。
日々少しずつメンテナンスをしましょう。