日本ではメジャーなメダカと金魚、その違いはどこにあるのでしょうか?
今回は4項目で比較していきます。
寿命について
メダカの寿命は約2年です。
一方、金魚の寿命は約10年です。
寿命という点では、かなりの差があります。
繁殖の難易度について
メダカ:簡単
金魚:むずかしい
メダカは、夏になると毎日、1回で20~30個の卵を産みます。
一方で金魚は、繁殖の頻度が年に2~3回で、1回の繁殖で数百個の卵を産みます。
これだけでも繁殖の難易度としてはメダカのほうが易しいですが、さらに、
メダカは卵を産めるようになるまで2~4ヶ月で、
金魚が卵と産めるようになるまで1年~2年かかります。
また、金魚は雌雄判別が難しい(総排泄腔の形で判別)という問題もあります。
しかし金魚には、人工授精で卵を産ませるという方法もあります。
飼育について
メダカと金魚は両方とも外飼OKです。
メダカ:水換え少なめ
金魚:水換え多め
金魚のほうが大きいため、たくさん食べてたくさん糞を出します。
また、金魚のほうが病気にかかりやすいため、水換えをこまめにする必要があります。
レイアウトについて
メダカは、成長しても3cmほどなので、小さい水槽や鉢でも飼うことができます。
また、密度も高くなりにくいため、複数品種を同時に楽しむことができます。
一方金魚は、成長すると30cmほどまで大きくなるため、ある程度大きい水槽が必要になります。
その分、1匹でもインパクトのあるレイアウトが可能です。
また、金魚は水草を食べてしまいます。
レイアウト用の水草を食べられたくない場合は、メダカを飼うといいでしょう。
まとめ
アクアリウムをやり始めたいという初心者や、繁殖を始めたいという方にはメダカがおすすめです。
中でも、育てやすい品種として、琥珀ヒカリが挙げられます。
改良メダカ初心者におすすめの品種!琥珀ヒカリ!
1匹のペットとして長く愛情をかけて育てたいという方には金魚がおすすめです。
メダカが金魚に食べられてしまうという恐れがあります。