初心者向け・育てやすい水草の種類をご紹介！アクアリウム(水槽)のアクセント・浄化作用

この記事では、アクアリウム(水槽)におすすめの水草をご紹介しています！
水草の大きさや育てやすさ、どんな水槽におすすめかなどを記載しているので、参考にどうぞ。

アクアリウム(水槽)とは

リモートワークや外出自粛によりおうち時間が増えた今、家の中で出来る趣味『アクアリウム』がオススメです。鮮やかで優雅な観賞魚と、青々と生い茂る水草は癒やし効果が抜群です。

そして水槽を彩る水草はアレンジの幅が大きい部分です。植える種類や配置などで世界観が大きく変わります。

ぜひ自分だけの世界を、水槽の中で作ってみましょう♪

2020-12-24アクアリウム(水槽)でメダカを飼育しよう！アクアリウムの魅力をご紹介

おすすめの水草

水草には水槽を彩るという事の他に、水の浄化作用があります。

水草が成長する際に、水中の不要な栄養分を吸収してくれるので育てば育つほど水が綺麗になっていきます。水草をたくさん植えると水を綺麗に保つことが出来るので観賞魚にも良い影響があります。また、水中の栄養分が減るとコケもはえにくくなりメンテナンスの手間が減るのでオススメです。

ですが、水草の中には水質や光量、二酸化炭素濃度などを調整しないと、うまく育成できない難しい種類もありますので注意が必要です。今回は初心者でも育てやすい、丈夫な水草をご紹介いたします。

スクリュー・バリスネリア (ネジレモ)

日本原産で琵琶湖の固有種で、テープ状の葉がくるくるとねじれた面白い形の水草です。

似た種類のバリスネリア・スピラリスやセキショウモより小型で管理しやすいのが特徴です。

育成は非常に簡単で、ライトを当てておけば育ちます。増えすぎた場合は、切ったり間引いたりしてあげましょう。

ウィローモス (クロカワゴケ)

日本を含むアジア、北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカなどに広く分布しており、アクアリウムで使用するコケの代表種です。

釣り糸などで、石や流木に巻きつけておくと成長にともないくっついてくれます。

コケの一種なので弱い光でも成長します。

アナカリス (オオカナダモ)

金魚藻の一つです。理科の実験や、日本の川や池でもよく見られる身近な植物ですが南米が原産の外来種です。

育成は非常に簡単で、温度や水質などあまり気にしなくてもライトを当てておけば育ちます。増えすぎる場合は、切ったり間引いたりしてあげましょう。

カボンバ(カモンバ)

金魚藻の一つで、北米が原産の水草です。細い葉がふさふさして可愛い水草で、マツモより色が濃く鮮やかなのが特徴です。

基本的には簡単な部類の水草ですが、他の金魚藻に比べると難易度は少し高めの水草です。

アルカリ性に弱いので、カキ殻やサンゴ砂などが入っている水槽では育ちにくい傾向があります。また、マツモやアナカリスとは異なり浮かしておくだけでは育ちにくいので砂に植えるようにしましょう。

屋外でも越冬可能ですが、氷が張るような地域では屋内に移動させておいたほうが良いです。

アヌビアス・ナナ

カメルーン原産の植物で陰性植物という、光が弱くても育つ植物です。普通に植えても良いですし、根が他のものにくっつく性質があるので、釣り糸などで流木や石などに巻きつけておくと、流木・石にくっついたオリジナルの水草を自作できます。

低温にも比較的強いですが、10℃は下回らないようにしましょう。

成長が非常にゆっくりなので、葉にコケが生えることがあります。その際は切り取ったり、木酢液に漬けるとコケの除去ができます。

マツモ

金魚藻の一つで、世界中の川や池に分布しており、根を張らずにフワフワ浮いている水草です。細い葉がふさふさしていてきれいな水草です。

植えても問題ありませんが、植えた部分が枯れて浮き上がってくるので定期的に植え直す必要があります。

水流は、絡まってしまうことがあるので弱めのほうがオススメです。

ホテイアオイ(ホテイソウ)

南アメリカ原産の浮き草です。浮き草ですので、鉢やトロ舟によく合います。根が大きく長いので、メダカの産卵床にもよく利用されます。

暑さには強く、強い光を好みますので屋外や日当たりの良い場所に置いてあげましょう。寒さには弱いので冬には屋内に移してあげましょう。

サルビニア・ククラータ

東南アジア原産の水草です。小さな葉が密集した塊になる可愛い浮き草で、調子が良いと葉が立ち上がり立体感が出てきます。

寒さには弱いので冬には屋内に移してあげましょう。

アマゾンフロッグビット(アマゾンフロッグピット)

南米原産で、小さな丸い葉が可愛い水草です。

強い光を好み、屋外や日当たりの良い場所に置いてあげると、すくすくと育ってくれます。増えすぎて光を遮ってしまう場合は間引いてあげましょう。

地域によっては冬も屋外で枯れない場合もありますが、屋内へ移動させたほうが無難です。

水草を選ぶときの心構え

水草を選ぶ際のポイントは、見た目の好みはもちろんですが、どういった環境で育てるのかが重要になってきます。比較的育てやすい水草を候補に上げましたが、環境、季節によっては合わない場合もあります。

レイアウトを楽しみながら、元気な水草の育成を目指して一緒に頑張っていきましょう♬

メダカが熱い！

近年、アクアリウム業界で改良メダカのブームが巻き起こっています。日本原産のメダカを元に改良されているので環境に馴染みやすく飼育がしやすい事と、金魚や錦鯉のようなカラフルなメダカが作出された事により数年前から火が付き始めました。

水槽でレイアウトをするアクアリウムや、庭園を再現した箱庭、自然を再現するビオトープなど観賞方法も様々です。

2020-12-27【メダカの飼い方】初めてメダカを飼う際に知っておきたいこと！用意するものなどをご紹介

また、繁殖が容易なため自分で繁殖・稚魚育成の楽しみを味わえたり、好みのメダカを掛け合わせて改良にチャレンジしてみたり、様々な楽しみ方があります。

ぜひメダカ沼にハマってみましょう！